子どもは本能のままに行動する!大人が子どもから学ぶこと
フリーランスのクリエイターとしてデザイン、イラスト、絵本を描いたりしている『ひらつかかつじ』です。
私には2人の幼い娘がいますが、いつも子どもって面白いなぁ~と思いながら娘達の行動を観察していると、大人になって忘れてしまったものって色々あるんだなぁと感じさせられます。
学校教育や社会によってそういった人間本来の感じ方や生き方が、大人になって平均化されていくというか、変な常識というものが何の疑問もなく染み付いてしまうというか…そんな気がしてしまうのです。
そんな子どもから学ぶ行動を紹介していきたいと思います。
すぐに行動!
お子さんがいるご家庭では必ずありますよね?
結構苦労されているママやパパも多いのではないでしょうか。
「あれ、やりたい!!」
「あれ、欲しい!!」
「これ、見て!!」
また今度やろうね~、また今度買おうね~、あとでね~なんて言ってももちろん通じず…笑
まさに子どもは「今」欲しいのです。
それに対するエネルギーが半端じゃない。
今ということにフォーカスして全力で生きるという部分は、大人も見習わなければならないなぁと感じるのです。
大人って結構先送りにしてしまうことって多くないですか?
「温泉に行きたいなぁ~」と思ったとします。
でもすぐにできない理由を考え出すのです。
お金ないし~、スケジュール調整しないといけないし~、遠いし~…
次から次へとできない理由が出てきて結局行動できないまま、結局何もせず終わります。
「思い立ったが吉日」という言葉がありますが、やりたい!と思ったら最低でも3日以内には動くべきです。
動かなければ自己嫌悪に陥りますし、熱い気持ちというものはキープが難しいのです。
今を全力で生きる子どもを大人は見習う必要があります。
嫌なものは嫌
子どもは正直で我慢というものを中々してくれません。
ストレスが溜まるというのを本能的にわかっているのかもしれませんね。
我慢とは嫌だという気持ちを抑えて、辛いことを耐え忍ぶことです。
自分の心に反したことをするので、心に負担がかかるんです。
それに比べて大人はどうでしょうか。
普段から我慢が多いと思いませんか?
やりなさい、やらなければならないと言われたり、感じたりすると、それは我慢となって蓄積されてしまいます。
私は定年まで残り40年間も我慢するということは心が持たないと考え、会社を辞めてフリーランスになりました。
「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、本当にその通りだなと感じます。
好きなものって自分で勉強したくなるし、やってみたくなる。
それで良いんだと思います。
今の世の中って苦手なものは得意な人に頼めばいいんです。
嫌なことをやり我慢しながら平均的に能力を上げていかなくて良いんだと思います。
これからの世の中を考えていくと人間が嫌なことはAIが作業することになっていき、好きだと思うことを特化していくことが今を生きる力になるのだと感じます。
独自の創造性
子どもに絵を描かせたりすると予想をはるかに超える作品ができたりしませんか?
私は「母の日」や「父の日」に、コンビニやデパートに貼り出される子どもの絵が大好きです。
「身体はこう描いて表現するのかぁ~」、「ほほう、顔にこの色をつかうのかぁ~」なんて感じながら作品を見ています。
生まれながらにクリエイターですよね!
ライオンは青でもいいし、人は緑でもいいんですよね。
決まったこと、当たり前のことなんてないんですよ。
子どもたちはそう感じたからそう描いているんです。
大人の偏った思考をぶっ壊してくれるので、子どもの作品にはパワーを感じます。
私の娘は物を並べるのがとても上手く感心してしまいます。
普通ならこんなに散らかして!早くかたしなさい!なんて言われてしまうかもしれませんが、それを止めてしまうと「これはいけないことなんだ。」と認識して、子どもの未来の可能性を1つ潰してしまうような気がしてしまうのです。
可能性をどんどん潰してしまうことで、自己肯定感の低い大人へと成長してしまうのかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
子どもの時こんなことあったなぁ~なんて思い出しましたか?
今の自分を形成しているのは子どもの時にどう育ち、どう経験したかが大きく影響していると思います。
自分のこれからの未来を考えていく上でも大切なのは自分を深く知ること。
これから自分を成長させるために過去の自分を紐解いていくことは大事なのかもしれませんね。
またね〜
埼玉県在住、1988年生まれ。
デザイン制作会社でグラフィックデザイナー、メーカーでのインハウスデザイナーの経験を経て、フリーランスへ転身。
デザイナーとして活動しつつ、オリジナルキャラクター「ばななたろう」の作家としても活動中。