デザインフェスタ3回目の出展!今回の感想と出展したいけど勇気が出ないアナタへ
みなさん、こんにちは!こんばんは!
デザイナー&ばななたろうの作家として活動している『ひらつかかつじ』です。
先日、デザインフェスタvol.55に出展しました。
2日間の出展となりましたが、今まで3回出展した中で会場が一番賑わっていたのではないかと思います。
ブースに来ていただいた方、本当にありがとうございました。
実は今回ブースの設営をしていると「デザフェスの準備のブログが参考になりました!」と声をかけていただきました。
まさかこのブログを読んでくれている方がいるなんて!笑
嬉しいです。。。
なので今回は、『今回のデザフェスの感想』と『出展したいけど勇気が出ない』という方に向けて、ブログを書いていこうと思います。何かの参考になれば幸いです。
デザフェス出展の感想
今回新たに挑戦したことはズバリ!これです!
・ブースを自分で作ってみる
・商品を増やす
・自らが媒体となって宣伝する
準備期間としては約1ヶ月〜1ヶ月半でしたが、実際集中した期間としては2週間くらいかと思います。
夏休みの宿題はほぼ最終日に行う性格ですので、徹夜して参加することになりました。。笑
それぞれの作り方については後日順々にブログに書いていければと思います。
一旦は制作したものの写真だけ載せておきますね。
ブースを自分で作ってみる
デザフェスに出展されたことがある方はわかると思いますが、『レンタル備品』って結構お金がかかったりします。
(例)※デザフェス55での料金
・出展料(2日間、Sブース)22,000円 ※1日の場合12,600円
・テーブル(レンタル)3,000〜4,000円
・丸椅子(レンタル)900円
・背面パーテーション 16,000円
テーブル、丸椅子は比較的安価なのですが『背面パネル』がちょっと高め…。
ちなみにコの字型で借りると27,500円(Lブースはもっと高い)になります。
(確かにレンタル会社が持ってくるのも大変だからというのもあるけどね)
出展される方が毎回結構悩むのが『背面パネル』という存在なのです。
搬入作業をしてて感じたのは自分で作る人、市販のものを持ってくる人は結構いる様子でした。
その場合、もちろん当日は車で行くことになります(会場駐車場 2日間4,000円)。
うまく小さくできれば、宅配便でブースに送ってしまうということも可能です。
今回選んだ私が材料は『塩ビ管』と言われている水回り部材のパイプです。
Sブースは『幅1,800mm×奥行900mm』で高さについての記載はないが、しっかり安定していなくてはいけません。
今回自分で作ってみたものの、かなりの重労働なので正直おすすめはしないです。。(笑)
作業としては『設計図を考える』→『材料を買う』→『塗装する』→『切る』→『組み立てる』。
ですが、かかった費用としては35,000円でしたので、2回くらい出展すれば大丈夫!(笑)
レシピは後日公開したいと思います。
商品を増やす
初めて出展した時は、絵本、ステッカー(5種)、キーホルダー(5種)、メッセージカード(10枚セット)、ポストカード(5枚セット)を準備しました。
今回はあれから色々なグッズの作り方を勉強し、さらにTシャツ(5種)、コースター(6種)、ピアス(6種)、絵(木製パネル)を追加。
そうです。
作れるということが楽しくなってしまって、作りすぎたのです。。
結果として多く買っていただいたものは『比較的安価で小さいもの』。
デザフェスにはどういった来場者が多いのかをきちんと考えて、商品に落とし込んでいなかったのは反省点です。在庫を多く抱えてしまうことになるので、作りすぎには注意ですね。
ちなみに私の絵本やグッズで使うイラストは、iPad Air(第4世代)とApple Pencil(第2世代)で描いています。
自らが媒体となって宣伝する
今回のデザフェスでは、Tシャツやピアスというファッション部分を取り入れて展開しましたが、自分の作品の一番のファンは自分です。
出かける時は、自分が作ったものを身につけて出歩くようにしました。
これは少し効果があり、そのTシャツどこで買えるんですか?と聞かれたり、Tシャツに視線を感じることがありました。
私の場合は、ばななたろう作者であるということの主張にもなるので、良い宣伝方法なのかなと思います。自分が作ったものの効果も検証できるので『グッズはまず自分が使う』ということはお客さん目線でも考えられるのでおすすめです。
今回出展してわかったこと(まとめ)
デザインフェスタに出展してみると、一体どういった方が興味を持ってくれるのか、購入してくれるのかが見えてきます。
私の場合は『絵本』『バナナのキャラクター』がメインになってくるので、『30代〜50代の女性』のお客さんが多いという様子でした。絵本なので子供連れの方が興味を持っていただけるのかなと予想をしていましたが、興味は持ってもらえるものの子供が隣にいながら絵本をその場で立ち読みするという行動が取りにくいということがあるのかなと思いました。
デザインフェスタに来場されるお客さんは、色んな作家さんを見て、その中で興味を持ったものを色々買うという方が多いような気がします。もちろん最初から目当ての作家さんの商品を買いに行く方もいらっしゃると思います。
ステッカー、キーホルダー、ポストカードは、購入していただけるお客さんが多い印象なので、持ち歩くのに邪魔にならない『比較的小さい商品』は手に取ってもらいやすいのかもしれません。種類が多すぎると、お客さん側からするとどれを選べばいいの?となりますもんね。
今回出展してみて感動したことがありました。
前回の出展時に絵本を購入いただいたご家族で、2作目を買っていただきました。
「ウチの子、ばななたろうが大好きなんですよ」と言っていただき、子供もニコニコしていました。
また、他のお客さんは絵本をじっくり立ち読みして「面白い!」と言っていただいて、1作目と2作目の絵本を買っていただきました。
今回、出展を迷っていたのですが、やっぱり出展してよかったなぁと感じました。
幸せなイベントです。
出展したいけど勇気が出ないというアナタへ
友達に聞いても、出展したいけど自信がないという方は実は結構いたりします。
ちなみにそんな私は約10年の間、出展したいと思いながら勇気が出せない人間でした。(笑)
出展したきっかけは会社を辞めてフリーランスになったということが大きいですが、出展してみて感じるのは『デザフェスの出展ハードルは低い』ということです。
素人っぽい人もベテランの人も混ざっているのが『デザインフェスタ』のいいところ。
何か表現したいものがあれば、出展してみるのをおすすめします!
イラストやキャラクターが好きな方であれば、自宅でプリントしたもので商品を作ることができます。
上記でも触れましたが、デザフェスで手に取ってもらいやすいと感じるものは『比較的小さい商品』。
ポストカード、ステッカーは自宅でも作ることができますし、描いた絵を小さいフォトフレームに入れることで、商品としてよく見えたりします。
作家としての名刺も自宅のプリンターで作ることもできます。
あとは一歩踏み出すだけ。
デザインフェスタのページから出展の申し込みをするだけでやらなきゃいけない状況を作れるので、あとは少しずつ準備していくだけです。
出展すれば同じ作家仲間もできて、横の繋がりもどんどん増えていきます。
これを読んだあなたは私の作家仲間ですね!
↓デザインフェスタHPのリンク
やってみたいなら、やったらいい!
行動するとなぜか道は開けていくんです。
以上『出展したいけど勇気が出ないアナタへ』でした!
またね〜!
埼玉県在住、1988年生まれ。
デザイン制作会社でグラフィックデザイナー、メーカーでのインハウスデザイナーの経験を経て、フリーランスへ転身。
デザイナーとして活動しつつ、オリジナルキャラクター「ばななたろう」の作家としても活動中。